送電線網をドローンの道しるべに 東京電力とゼンリンが提携 [鉄道・飛行機・バス]
東京電力とゼンリンが、両社が持つ設備や地図情報などのデータを組み合わせることでドローンの飛行ルートを確立する「ドローンハイウェイ構想」の実現に向けた業務提携で合意したと2017年3月29日に発表しています。
ドローンは無線による遠隔操縦または自律した飛行システムを備えた無人航空機であり、「ドローンハイウェイ構想」はゼンリンが開発を進めている3次元化した空域情報と東京電力が持つ送電線網といったインフラ設備を組み合わせることで、送電線網を空からの「道しるべ」化しその上空をドローン専用の飛行ルートにするという計画。
今後は関連法規などクリアしなければならない問題がいくつも控えているものの、ドローンによる輸送への期待は高まることが予想されていることから、約5万基におよぶ送電鉄塔や340,000キロメートル近くになる配電線を持つ東京電力と日本全国を対象とした100パーセント近くの地図データを持つゼンリンはそれぞれの強みを活かして、2017年中に3次元インフラ情報の整備をスタートさせ、2018年中に誘導プラットフォームに関する研究および開発を推進。そして2019年中にはドローンポートを開発するというスケジュールを立てているそうです。
ドローンは無線による遠隔操縦または自律した飛行システムを備えた無人航空機であり、「ドローンハイウェイ構想」はゼンリンが開発を進めている3次元化した空域情報と東京電力が持つ送電線網といったインフラ設備を組み合わせることで、送電線網を空からの「道しるべ」化しその上空をドローン専用の飛行ルートにするという計画。
今後は関連法規などクリアしなければならない問題がいくつも控えているものの、ドローンによる輸送への期待は高まることが予想されていることから、約5万基におよぶ送電鉄塔や340,000キロメートル近くになる配電線を持つ東京電力と日本全国を対象とした100パーセント近くの地図データを持つゼンリンはそれぞれの強みを活かして、2017年中に3次元インフラ情報の整備をスタートさせ、2018年中に誘導プラットフォームに関する研究および開発を推進。そして2019年中にはドローンポートを開発するというスケジュールを立てているそうです。
タグ：テクノロジー
北陸新幹線開業で北陸の2空港が大打撃 羽田線の維持に地元自治体が奮闘 [鉄道・飛行機・バス]
【羽田便の利用者が大幅縮小の小松空港】
北陸新幹線が開業して3ヶ月が経過し、北陸地方と東京とのアクセスが大幅に改善された反面、石川県の小松空港と富山県の富山きときと空港（富山空港）の2空港が大打撃を受けているという。
金沢市の中心部から車で40分かかるという「弱点」を持つ小松空港の場合、羽田便の利用者数が大きく減少。今のところは乗り入れ航空会社の機体の小型化でしのいでいるものの、このまま利用客の減少が続けば、減便などの措置が現実的となってくる。
対抗策として地元自治体では、羽田での乗り継ぎによる他地域からの観光客の呼び込みに力を入れており、それを航空会社も割引運賃の設定でバックアップしているとのこと。
【羽田便運航の全日空（ANA）撤退となれば死活問題になりかねない富山空港】
北陸新幹線が開業して3ヶ月が経過し、北陸地方と東京とのアクセスが大幅に改善された反面、石川県の小松空港と富山県の富山きときと空港（富山空港）の2空港が大打撃を受けているという。
金沢市の中心部から車で40分かかるという「弱点」を持つ小松空港の場合、羽田便の利用者数が大きく減少。今のところは乗り入れ航空会社の機体の小型化でしのいでいるものの、このまま利用客の減少が続けば、減便などの措置が現実的となってくる。
対抗策として地元自治体では、羽田での乗り継ぎによる他地域からの観光客の呼び込みに力を入れており、それを航空会社も割引運賃の設定でバックアップしているとのこと。
【羽田便運航の全日空（ANA）撤退となれば死活問題になりかねない富山空港】
タグ：乗り物
15社目のLCCが就航計画発表の関西国際空港がLCC重視からの脱却も模索 [鉄道・飛行機・バス]
【7月からシンガポールの「スクート」が就航】
開港以来LCC（格安航空会社）による路線開設を重視した運営を行っている関西国際空港（関空）において、15社目となるLCCの就航計画が発表されている。
今回、新たに就航するのはシンガポール航空傘下のLCCである「スクート」。
関空とシンガポール便を結ぶ便をバンコク経由で週3便、台湾・高雄経由で週3便の計週6便を運航する計画で、スクートでは2015年7月8日からの運航開始を予定しているとのこと。
【既存の大手航空会社取り込みの動きも】
開港以来LCC（格安航空会社）による路線開設を重視した運営を行っている関西国際空港（関空）において、15社目となるLCCの就航計画が発表されている。
今回、新たに就航するのはシンガポール航空傘下のLCCである「スクート」。
関空とシンガポール便を結ぶ便をバンコク経由で週3便、台湾・高雄経由で週3便の計週6便を運航する計画で、スクートでは2015年7月8日からの運航開始を予定しているとのこと。
【既存の大手航空会社取り込みの動きも】
JR九州での正面衝突寸前のトラブルで、指令員と運転士に認識違いの可能性 [鉄道・飛行機・バス]
【下り特急と上り特急が正面衝突寸前に】
2015年5月22日、JR九州の長崎線・肥前竜王駅で上りの特急「かもめ20号」が停止していた線路に、下りの特急「かもめ19号」が向かい合わせになる形で進入。正面衝突の可能性に気づいた「かもめ19号」の運転士が非常ブレーキを作動させ、93メートル手前の地点で緊急停止。衝突を免れるというトラブルが起きた。
この日、別の信号トラブルで急遽「かもめ19号」と「かもめ20号」の行き違い駅が肥前竜王駅に変更となり、肥前竜王駅に先着した「かもめ20号」は、「かもめ19号」の通過を待ってから肥前竜王駅を発車することになっていたという。
このトラブルを重大インシデントと判断した国土交通省の事故調査委員会は、同日、調査のため係員を現地に派遣したと発表している。
【位置誤認でポイント切り替え前に発車を指示の可能性】
2015年5月22日、JR九州の長崎線・肥前竜王駅で上りの特急「かもめ20号」が停止していた線路に、下りの特急「かもめ19号」が向かい合わせになる形で進入。正面衝突の可能性に気づいた「かもめ19号」の運転士が非常ブレーキを作動させ、93メートル手前の地点で緊急停止。衝突を免れるというトラブルが起きた。
この日、別の信号トラブルで急遽「かもめ19号」と「かもめ20号」の行き違い駅が肥前竜王駅に変更となり、肥前竜王駅に先着した「かもめ20号」は、「かもめ19号」の通過を待ってから肥前竜王駅を発車することになっていたという。
このトラブルを重大インシデントと判断した国土交通省の事故調査委員会は、同日、調査のため係員を現地に派遣したと発表している。
【位置誤認でポイント切り替え前に発車を指示の可能性】
トワイライトエクスプレスが団体専用臨時列車として復活 [鉄道・飛行機・バス]
【週1ペースで1年間運行の予定】
かつてJR西日本が運行していた豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」が団体専用臨時列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」として2015年5月16日から大阪～下関間で運行を再開。同じ日に大阪駅で出発式が行われた。
以前は2015年3月まで臨時列車として大阪～札幌間で運行されていた「トワイライトエクスプレス」だが、車両の老朽化などを理由に惜しまれながら廃止となっていたが、今回、新造車両とともに「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」として復活。週1ペースで1年間運行されることになっている。
【客室は高級タイプのみ】
かつてJR西日本が運行していた豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」が団体専用臨時列車「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」として2015年5月16日から大阪～下関間で運行を再開。同じ日に大阪駅で出発式が行われた。
以前は2015年3月まで臨時列車として大阪～札幌間で運行されていた「トワイライトエクスプレス」だが、車両の老朽化などを理由に惜しまれながら廃止となっていたが、今回、新造車両とともに「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」として復活。週1ペースで1年間運行されることになっている。
【客室は高級タイプのみ】
スカイマークが10月には仙台空港から完全撤退に [鉄道・飛行機・バス]
【仙台～神戸便を10月下旬に休止へ】
経営再建中の航空会社スカイマークが、2015年10月24日の便を最後に仙台～神戸便を休止するという。スカイマークでは既に必要な申請を国土交通省に対して行っているとのこと。
不採算路線の整理の一環として、スカイマークでは3月で仙台～新千歳便と仙台～福岡便から撤退しているが、残りの仙台～神戸便からも撤退することにより、仙台空港を起点とするスカイマークの路線はこれで完全になくなることになる。
【金を出すインテグラルと社長を出すANAによる、スカイマーク再建の行方には不安も】
経営再建中の航空会社スカイマークが、2015年10月24日の便を最後に仙台～神戸便を休止するという。スカイマークでは既に必要な申請を国土交通省に対して行っているとのこと。
不採算路線の整理の一環として、スカイマークでは3月で仙台～新千歳便と仙台～福岡便から撤退しているが、残りの仙台～神戸便からも撤退することにより、仙台空港を起点とするスカイマークの路線はこれで完全になくなることになる。
【金を出すインテグラルと社長を出すANAによる、スカイマーク再建の行方には不安も】
「はかた号」よりも長距離を走る夜行高速バスが運行休止に [鉄道・飛行機・バス]
【2015年5月16日出発の便が最終に】
かつては「キング ・オブ・深夜バス」との異名を持ったほど長距離を走る夜行高速バスとして知られる「はかた号」よりも、さらに長距離を走る夜行高速バス「Lions Express（ライオンズエクスプレス）」が、2015年5月16日に出発する便をもって運行を休止するという。
「ライオンズエクスプレス」は西鉄高速バスと西武観光バスの共同運行となっており、1日1往復で福岡県福岡市にある西鉄天神高速バスターミナルと埼玉県さいたま市にある西武観光バス大宮営業所を大宮駅などを経由して結んでいる。
【利用客の伸び悩みから運行を休止】
かつては「キング ・オブ・深夜バス」との異名を持ったほど長距離を走る夜行高速バスとして知られる「はかた号」よりも、さらに長距離を走る夜行高速バス「Lions Express（ライオンズエクスプレス）」が、2015年5月16日に出発する便をもって運行を休止するという。
「ライオンズエクスプレス」は西鉄高速バスと西武観光バスの共同運行となっており、1日1往復で福岡県福岡市にある西鉄天神高速バスターミナルと埼玉県さいたま市にある西武観光バス大宮営業所を大宮駅などを経由して結んでいる。
【利用客の伸び悩みから運行を休止】
成田空港にLCC専用となる第3ターミナルが開業 [鉄道・飛行機・バス]
【成田空港に乗り入れているLCC5社のうち4社が使用】
成田空港で2015年4月8日、LCC（Low Cost Carrier／格安航空会社）専用となる第3ターミナルが開業し、利用が開始された。
成田空港に乗り入れているLCC5社（ジェットスター、ピーチ、バニラエア、春秋航空日本、チェジュ航空）のうち、ピーチを除く4社が第3ターミナルを利用し、ピーチはこれまで通り第1ターミナルを利用するという。
【羽田空港への対抗策として期待がかかる一方、アクセスに課題も】
成田空港で2015年4月8日、LCC（Low Cost Carrier／格安航空会社）専用となる第3ターミナルが開業し、利用が開始された。
成田空港に乗り入れているLCC5社（ジェットスター、ピーチ、バニラエア、春秋航空日本、チェジュ航空）のうち、ピーチを除く4社が第3ターミナルを利用し、ピーチはこれまで通り第1ターミナルを利用するという。
【羽田空港への対抗策として期待がかかる一方、アクセスに課題も】
タグ：空港
「トワイライトエクスプレス」が団体専用列車に [鉄道・飛行機・バス]
【旅行会社の専用臨時列車として「復活」】
2015年3月12日をもって寝台特急列車としての運行が終了した「トワイライトエクスプレス」について、JR西日本は旅行会社による団体専用の臨時列車として「復活」させることを発表している。
【定員40名の豪華列車として5月から運転再開】
ワンセット体制があだに エア・ドゥが富山、福島などからの撤退を検討 [鉄道・飛行機・バス]
【新潟線と小松線の採算悪化に巻き込まれた富山線】
北海道の新千歳空港を拠点としている航空会社のエア・ドゥが、3月のダイヤ改正に合わせての新潟線、小松線、富山線の撤退を検討していることがわかった。
2014年9月の中間期における搭乗率では、新千歳－新潟線は37.9％、新千歳－小松線は55.8％、新千歳－富山線は71.3％となっており、富山線は好調なものの、エア・ドゥではこの3路線をセットにして運航する体制を取っていることから富山線のみを残すことができず、新潟線と小松線の採算悪化に富山線が道連れにされた格好となっている。
また、エア・ドゥでは、これに加えて新千歳－福島線も撤退の検討対象にしているという。
【全日空の動向がカギに】
タグ：航空会社
