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北陸新幹線開業で北陸の2空港が大打撃 羽田線の維持に地元自治体が奮闘 [鉄道・飛行機・バス]

【羽田便の利用者が大幅縮小の小松空港】
北陸新幹線が開業して3ヶ月が経過し、北陸地方と東京とのアクセスが大幅に改善された反面、石川県の小松空港と富山県の富山きときと空港(富山空港)の2空港が大打撃を受けているという。

金沢市の中心部から車で40分かかるという「弱点」を持つ小松空港の場合、羽田便の利用者数が大きく減少。今のところは乗り入れ航空会社の機体の小型化でしのいでいるものの、このまま利用客の減少が続けば、減便などの措置が現実的となってくる。

対抗策として地元自治体では、羽田での乗り継ぎによる他地域からの観光客の呼び込みに力を入れており、それを航空会社も割引運賃の設定でバックアップしているとのこと。

【羽田便運航の全日空(ANA)撤退となれば死活問題になりかねない富山空港】
一方、2006年に日本航空(JAL)が撤退している富山空港は、北陸新幹線の開業により東京~富山間の所要時間は2時間強となり、小松空港の場合よりもさらに影響を大きく受けている状態。

国際線に力を入れている富山空港では、もし羽田便を運航しているANAが撤退となれば、同空港に乗り入れている外国航空会社へのサポートもANAにゆだねられている以上、その影響は計り知れないものがある。

そこで、県外からの羽田便の利用者にはホテル代やレンタカー代の一部補助などのキャンペーンを実施するなど、羽田便の維持のための奮闘が続けられている。

タグ:乗り物

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