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低賃金で重労働 離職者相次ぐ介護職 賃上げか外国人の雇用かで国の方針にもぶれ [政治・経済]



【全産業平均を約9万円下回る賃金】
低賃金で重労働を強いられる介護の現場において、介護職に就いている人たちの離職に歯止めがかからない状況となっている。

長い間、介護は主婦の家事労働と1つと見なされてきたことや、施設の収入となる介護報酬に関しては、どの程度まで人件費に回すかという規則がないことから、その重労働に対して介護職の賃金は低い水準のままであり、全国労働組合総連合による2013年10月のアンケート調査では、手当を除いた平均賃金は厚生労働省調査の全産業平均額である29万5700円をを約9万円下回る20万7795円という結果となった。

【賃上げか外国人労働者の雇用拡大かで揺れる政府】
このような状況下において、介護職における離職者の増加対策として厚生労働省は、介護施設に払われる介護報酬の引き上げに関する議論を開始。

その一方で、政府の産業競争力会議が外国人の積極的な活用を提言するなど、政府の方針も揺れている。



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