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東芝が監査法人の適正意見なしで決算発表 最終赤字は5000億円以上に [企業・団体]

東芝は2017年4月11日、2016年第3四半期における米国会計基準での連結決算を発表しています。それによると、最終損益は5325億円の赤字とのことです。

東芝の2016年第3四半期連結決算は、アメリカの原発子会社であるウェスチングハウスの会計処理や内部統制についての問題をめぐって監査法人と東芝の意見が対立。2月、3月と2度の決算発表延期に追い込まれた東芝はぎりぎりまで折衝を続けていたものの、発表期限となった11日、監査法人による決算内容への「適正意見」なしでの発表に踏み切ったそうです。

なお、このような、監査に必要な証拠が得られなかった場合になど起こる監査法人が「意見不表明」との見解を出しての決算発表は、東京証券取引所は規定する上場廃止基準に該当する可能性があることから、東京証券取引所では東芝の株式上場維持が妥当かどうかの審査に入ったとのことです。
タグ:経済

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