SSブログ

EU首脳がユーロ離脱か否かの選択をギリシャに迫る [政治・経済]

【2015年7月12日にEU首脳会議開催の方針】
極度の財政難にあえいでいるギリシャへの支援問題で、ついにEU首脳が、統一通貨「ユーロ」から離脱するか否かの選択をギリシャのチプラス首相に迫る事態となった。

EU首脳陣は2015年7月12日にEU首脳会議を開催する方針であり、それまでに改革案を提出するようチプラス首相に求めたという。

総選挙でEUによる倹約プランへの反対を公約に総選挙で勝利、ギリシャ首相となったチプラス氏は突然、金融支援と引き換えに増税などを求めるEUからのギリシャ支援プランに賛成か反対かをテーマにした国民投票を7月5日に実施。投票直前には賛成と反対が拮抗しているとの調査が出ていたが、大方の予想に反して反対票が6割を突破。これにより勝利宣言をしたチプラス首相とは反対に、加盟国首脳を初めとしたEU関係者には衝撃が広がっていた。

【ギリシャが拒否ならユーロ離脱が現実になる可能性大】
ギリシャをユーロ圏内にとどめるため、これまで再三緊縮プランを受け入れるよう要求してきたEU首脳陣だが、ついにギリシャからのユーロ脱退に言及。

既にあちこちでギリシャのユーロ圏脱退が現実になるとの予想が広がっているなかで、これまで「これがラストチャンス」を何度も繰り返してきたEUも、とうとう決意を固めた可能性があるとの見方が出ている。
タグ:政治 海外

共通テーマ:マネー

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。