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スコットランド独立阻止のイギリス 早くも議会から「優遇しすぎ」との不満 [政治・経済]



【住民投票で「No」】
2014年9月18日に、イギリスでスコットランド地方のイギリスからの独立の是非を問う住民投票が行われ、反対が約200万票(約55パーセント)、賛成が約160万票(約45パーセント)で、独立は否決となった。

当初、各種世論調査では反対が賛成を20ポイント以上上回っていたものの、投票日が近くなるにつれ、賛成意見が増加。

これに慌てたイギリス政府は、スコットランド地方の財政面を含めた大幅な自治権の付与などを提案するも、投票日直前の世論調査では賛成が反対を上回る結果が多数見られ、接戦が予想されていた。

【早くも議会に「スコットランドを優遇しすぎだ」との声】
どうにか、独立を阻止したイギリス政府であるが、独立賛成が半数近くに達した今回の投票結果から、今後、イギリス政府はスコットランド自治政府に対して慎重な対応を迫られるのは確実となっている。

また、キャメロン首相が投票前にスコットランドに約束した自治権の大幅拡大に対し、早くもイングランド選出議員らから「スコットランドを優遇しすぎ」との不満が噴出しており、これがイギリスの国内政治の混乱要因になるとの見方も出ている。



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